血糖値を下げる薬とその副作用を一覧表にしました。血糖値を下げる薬の中でも使用頻度が高いのが、スルフォニルウレア薬(SU剤)とαグルコシダーゼ阻害薬ですが、SU剤は低血糖の危険が高い薬なので注意が必要です。私もヘモグロビンA1c9%の時SU剤を服用していたのですが、低血糖を経験しております。症状としては、手足の振るえや冷や汗がありました。
血糖値を下げる薬 一覧 | 商品名 | 副作用 |
DPP-4阻害薬シタグリプチン | ・ジャヌビア ・グラクティブ ・ネシーナ ・エクア |
・2009年発売 新薬 ・SU剤との併用で低血糖 |
GLP-1受容体作動薬 | ・ビクトーザ ・バフェッタ |
・2010年発売 新薬 ・SU剤との併用で低血糖 |
スルフォニルウレア薬(SU剤) | ・アマリール ・オイグルコン ・パミルコン ・ダオニール |
・使用頻度が高い ・低血糖の可能性大 ・体内インス リンの枯渇 ・インスリン注射へ移行大 |
速効性インスリン分泌薬 | ・グルファスト ・スターシス ・ファスティック |
・低血糖 ・便秘など |
αグルコシダーゼ阻害薬 | ・ベイスン ・ボグリボース ・グルコバイ |
・使用頻度が高い ・効果は薄い ・胃腸内ガス・おなら |
ビグアニド薬 | ・メルビン ・グリコラン ・ジベトスB |
・乳酸アシドーシス ・胃腸障害 ・食欲低下 |
インスリン反応性改善薬 | ・アクトス | ・低血糖 ・心不全の危険 ・手足のむくみ |
SU剤以外の血糖値を下げる薬は、単独では低血糖などの副作用は少ないです。低血糖の可能性が大きい薬を順番に並べるとすると・・・
スルフォニルウレア薬(SU剤)>速効性インスリン分泌薬>ビグアニド薬>インスリン反応性改善薬>DPP-4>DLP-1>αグルコシダーゼ阻害薬という順番になると思います。
血糖値を下げる薬~SU剤の商品名としては、アマリール、オイグルコン、パミルコン、ダオニール、グリミクロン、オペアミン、クラミトン、ダムゼール、グリミクロンHA、クラウナート、グルタミール、グルデアーゼ、ダイアグリコ、ファルリンド、ベネラクサー、ルイメニアなどがありますので十分ご注意下さい。