血糖値の測り方についてです。血糖値が正常値だとか境界型もしくは糖尿病型だとか判断するには、血糖値を測らない事には分りません。

血糖値と言っても、空腹時血糖値、食後2時間の血糖値、ヘモグロビンA1cと3つありますが、自分で測れるのは空腹時と食後2時間の血糖値の2つです。

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血糖値の測り方

①血糖測定器を用意する・・・ロシュやテルモなど、多くの医療機関で使用されてる血糖測定器をご用意下さい。

この2つのメーカーが、最も使用されてる血糖測定器で、病院などで10,000円~16,000円ほどで購入出来ます。

私は2つとも持っていますが、

テルモという信頼度で選ぶか

・本体コスト、1回あたりの測定コストを考えてロシュにするかの選択となります。

指先に針を指し、1mmほどの血球を血糖測定器に吸わせる写真 血糖測定結果、食後2時間115mg/dLの写真

②血糖測定チップと針の挿入、血球を吸わす・・・写真のように、指先に針を差し、直径1mmほどの血球を出します。

今回はロシュで測定してますが、

・痛みが無いという点や

・測定時間が3秒という点でロシュが優勢です。(テルモは10秒かかります)

そして血球を本体チップに吸わせ、3秒待てば測定結果が出ます。

下の血糖値の正常値の一覧表で、空腹時、食後2時間の血糖値がどこに当てはまるかを確認して、

正常値、正常高値、境界型、糖尿病型を判別します

血糖値 測り方 空腹時 食後2時間 ヘモグロビンA1c
正常値 100未満 140未満 5.8%未満
正常高値 110未満
境界型 110~126未満 140~200未満 要検査
糖尿病 126以上 200以上 6.1%以上

注意:2012年4月から今までのヘモグロビンA1cの値に+0.4%したNGSP値を採用するようになりました。上記表の数字も+0.4%でお考えください。詳しくは、ヘモグロビンA1cの新しい正常値へ。

注意

空腹時血糖値とは、起床時または食後10時間が経過してる血糖値を指し、

食後2時間の血糖値とは、食べ始めてから2時間後の血糖値を指します。

上記①~②の血糖値の測り方を参考に、血糖値の正常値を目指していきましょう。


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